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「何で?あんまりサボり過ぎると、兄貴に怒られるんだが」
「そこら辺は、誤魔化してやる。俺が理央と居たいんだ
「放課後会えるだろ?」
「それはそれ。これはこれ」
何が違うんだか、まぁいいか。
「とりあえず離せ」
「ヤダ」
ヤダって可愛い……。
…………じゃなくて!
「何で嫌なんだよ」
「引っ付いて居たいから」
何か如月キャラ違わね?
理由になってないし。
「はぁ〜、分かった。このままで良いよ」
「理央」
「ん?……あっ」
振り返ると如月の顔が近かった。
「くくっ」
ーーチュッ
「んっ……!ふあっ」
何かヌルってしたものが入ってきた。
何だこれ……。
「ゃあ……、ん……、はぁはぁ」
やっと離してもらえた。
ヌルってしたものは舌だな……。
「顔真っ赤。可愛いな」
如月の微笑み見ると変な気持ちになる。
なんだろ?愛おしくてポカポカした気持ち。
愛おしくて……?ん?
「理央?どうした?」
愛おしくて……。あっ!
「更に顔赤くしてどうした」
「いや、えっと、にゅぅ」
俺は気づいてしまった、この気持ちを早く如月に伝えたくて焦ってしまった。
「落ち着け」
「ん。あのな」
「うん?」
「俺、如月の事好きだわ」
「は?」
俺のこの不思議な気持ちは、好きって気持ちだ。
「マジで?」
「あぁ」
ーーギュッ
いきなり、更にきつく抱きしめられた。
「んっ。苦しい」
「あっ、すまん。嬉しくてついな」
「大丈夫」
「じゃあさ、理央」
「ん?」
「俺と付き合って下さい」
「……うん」
「それはオーケーと受け取って良いか?」
「うん……」
何か凄く恥ずかしいけど、それ以上に幸せだ……。
「これからよろしくな」
「よろしく」
「顔真っ赤」
「うるせぇよ。……馬鹿」
「可愛いな」
「は?意味分からない……」
「分かんなくて良いんだよ」
「ふーん?」
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