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理央side
あれから兄貴に出かけると伝え、夜の街に出かけた。
「理央〜」
「彰……」
相変わらず此奴は元気だな。
「何辛気くせぇ顔してんだよ!あんな野郎忘れちまおうぜ」
「あぁ……」
如月も他の大人と同じだった……。
何でこんなに胸が苦しいんだろうな……。
ーードンッ
「いってぇなぁ?何するんだよクソガキ」
「は?先にぶつかったのおじさんだろ?理央は悪くねぇよ!」
「やんのか?あ?」
チンピラ3人か……。
「彰、2人貰うぞ」
「えー⁈仕方ないなぁ」
ーードカッバキッ
弱い弱すぎだろ、こいつら……。
「彰〜、終わったか?」
「うん、こいつら弱すぎ」
「な、何だよお前ら!……まさか」
「今頃気づいたの?遅いな」
「す、すみませんでしたー!」
漫画にいるチンピラか?
「あいつら漫画にいるチンピラみたいだね〜」
あっ、彰も思ったのか。
ーーポンッ
あ?誰だよ俺に肩置くのは……。
「あ?」
「理央よく見てみな」
あっ……。やべっ。
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