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ふと目が覚める。
そこは自室のベッドの上で、外には赤いサイレンの光が見えた。
…何かあったのかな。
部屋を出て寝ぼけたまま階段を降りていく。
1回は慌ただしく、知らない誰かの足音まで聞こえてきた。
「…お母さん?」
「ひ、っ…要、…部屋に戻ってなさい…」
「なに、どうしたの?…誰?」
「君が要くんだね。少しお話聞けるかな。」
「…お話?」
「やめて、要には何も言わないであげてください…っまだ6つなんです…!」
お母さんの叫び声。
一体何を隠してるんだろう。
首を傾げ、知らない大人の人へ目を向ける。
「お前の父親が殺した。」
あれ?
「殺人犯の子供。」
あぁ
「お前も死ねばよかった」
なるほど
また、 ここは夢か。
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