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周りがぼんやりしてよく見えない。
涙で前が歪むんだ。
熱くて、クラクラして溶けちゃいそう。
そう よく知ってる。
俺はきっとそのためにいたから。
「……悪い。」
どこかで謝る声が聞こえて、強く抱きしめられる。
優しい人。 大好きな人。
目を閉じると、グズグズと熱くなるソコへ何かが当たりゆっくりと中へ入り込んでくる。
知らない感覚。
俺、 こんなのわからない。
こんなの 知らない。
「っ、…ん…っ、…」
「…痛かったら言えよ。」
「へいき、っ…大丈夫、だから…」
聞かないで。
きっと俺はほかの人と違うから。
痛がって泣くことも、甘えた声を出すことも。
指示がなきゃ上手くできないから。
何も 見ないでいて。
「ポチ、…っ…?」
「ひ、っぐ…ぅ…、っ…」
涙が止まらないんだ。
俺 探偵さんのこと大好きなのに。
大切なのに、特別なのに。
こんなこと させてごめんなさい。
お願い わがままをきいて。
もう これ以上何も考えたくないから。
「何も、考え…らんなく、して…っ…」
貴方のことを 忘れてしまうくらいに。
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