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体調不良(遥side)
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あれから1度も信号に引っかかることは無く、
無事に?会社に戻ることが出来た。
名残惜しいと思いながら、シートベルトを外す。
最後ぐらい、キスしても...
そう思い、部長の名を呼んで振り向かせる。
顔を近づけようとすると、ビンタを食らった。
「いったあああああ!!なにするんですか!!」
俺が頬を押さえながら言うと、
「そんな手に引っかかるかよ。」と
言い返されてしまった。
なーんだ部長、お見通しだったんだ。
「すみませんでしたぁー」
拗ねたように言いながら(心底拗ねてる)
車から降りる。
ピッと音を立てて鍵が閉まる。
早足で部長の隣に並んだ僕は、
「今日もお疲れ様でした!
少し遅めですがお昼一緒に食べます?」と部長に話しかける。
部長からの返事は無い。
「まーた無視ですかぁー?」
僕が冗談混じりにそう言うと、
部長の身体がグラッと前に傾いた。
えっ。
「部長!?」
倒れた部長の額を触ると、とても熱かった。
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