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夏津(遥side)
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それなのに。
夏津と呼ばれた男の子は
「はーい!」と返事をして
ひょいっと部長を抱き抱えた。
どうなってんだ...?
あの、背の高い部長を軽々と抱き抱えた青年...
只者ではない!!
「あ、あの君...」
僕がそう呼びかけると、彼は僕の方に振り向いて「青木 夏津です!芸能部に配属されて、
今は善人さんのアシスタントをしています!」
と部長を抱き抱えたまま笑顔で言った。
僕は迫力のある自己紹介にただ圧倒されていた。
夏津くん...僕より歳下に見えるのに
あれだけの力があるとは...
只者ではないと確信した。(2回目)
部長を善人さんの車まで運び終えた彼に
色々質問をしてみて分かったことがある。
彼は...めちゃくちゃいい子だった!!
そして、とても一途だった…
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