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瞳(遥side)
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暫くすると部長が目を覚ました。
僕は部長が目を覚ましたことで、
眼帯を付けていた理由を知ることになる。
「部長、その瞳...」
「あ?瞳...?」
部長からサァァっと血の気が引いて
青ざめているのが分かった。
部長は急いでベッドの横に置いてある
サイドテーブルに置かれた
眼帯を手に取って付けた。
「みたな?」
「はい...」
見てしまった、と言うよりは見えてしまった。
はっきりと。
今更、眼帯を外してしまったことを
後悔しても遅いが、後悔した。
部長が頑なに眼帯を外さなかった理由。
それは...部長の瞳の色が左右で違っているから
だった。
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