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ココロとカラダ
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…はぁ、はぁ、_____ガチャ!
健!生きてっか!
呼んだ途端にやつは走ってきて、
俺に思いっきり抱きついてきた。
「 剛〜!怖かったぁ…ってビショビショじゃん!」
おめぇが呼んだんだろーが…傘なんかさしてられっかよ、
健は俺に風呂に入れと進めたが、
その間ひとりになることに気づき顔をしかめた。
「…じゃあ一緒に入るか?」
久しぶりに2人で風呂に入った。
たわいもない話をしながら、お互いの背中を流す。
「それにしても、剛が洗うとなんか雑なんだよな〜」
「なんでだよ、ちゃんと洗ってるし!
寝る前に風呂入ったんじゃねえのかよ。」
そうだけどさ!と不満そうに言うわりに、
顔はなぜか楽しそうだ。なんだこいつ笑
「ほら、流し終わったから浸かろうぜ!」
ザブーーーン…
さすがに小柄と言えども、
大人2人はオーバーだったようだ。
それを見かねて健は、俺の前に座るように浸かる。
最近シャワーばっかだったから、めちゃくちゃ気持ちい!
「ふ〜気持ちいな!」
「剛あんまりお風呂って感じしないよね!
どうせいつもシャワーなんでしょ?笑」
うるせえな、と図星ながらも健の背中にデコピンをする。いったぁあ!なにすんだよ〜と言いながら、水鉄砲みたくお湯をかけてきて…
ピカッ_______ バリバリ!!
「わあっ!」
また雷か…風呂のときはこえーな。
ふと健を見ると、涙をギリギリに我慢して
俺にしがみついていた。
「大丈夫だって、おまえ泣いてんの?」
「泣いてねえよ!びっくりしちゃっただけだし 」
あ、強がってんな笑
まあこいつも男だからわかるけど。
健は泣いていると思われたのが恥ずかしかったらしく、
ふいっと前を向いて俺から少し離れた。
…ちょっと寂しい。
あ、こんなとこにホクロあんだ…
無意識に、右の脇下あたりにあるホクロに手を伸ばして、指でなぞっていた。
ぁッ と音を漏らす。
「あ、わりぃ。
…おまえこんなとこにホクロとかあったんだな笑」
どうしたのか、健は何も言わない。
耳を赤く染めて…
「…もしかして、感じちゃった?笑 」
「ばーか、んなわけないだろ!
ここにあんの、セクシーでしょっ?」
自慢げに言う強がりなこいつに、
ちょっといじわるしたくなって、
「俺にとっちゃこっちのがセクシーかな」
健のあそこに繋がるエロ線?だっけな、
足の付け根にあるホクロに触った。
…ここは昔から知ってる。
「…っっ!
もう!やめろよエロばか森田!」
真っ赤になりながら叩かれた。
でも、ほんの一瞬見えた表情を、俺は見逃さなかった。
声を我慢して、感じてしまっている顔を…
…やべっ
そんなつもりじゃなかったのに、
俺のは正直に、少しずつ反応していく。
急に黙ったのが心配になったのか、
「え、痛かった?ごめん、大丈夫?」
「…見んな!
ほら、痛くねーから前向けよ!」
無理やり前を向かせ、気づかれないように俺は頑張った。
健は、んだよ〜とブツブツ言いながら、今度は背中をぴったりとくっつけて、後ろに寄りかかってきた。
やばい!あたる…!
「…?」 ぎゅむっ
「ぁッ」
「なっなんだこれ!剛なんでおまえ勃ってんだよ!?」
…ああ、やっちまった。
ええい!こうなったら、!
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