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「……。…実は一人で遊んでいる寿も可愛くて、ずっと寿を見ておきたい…、というのも本音だ」
「はぁ…?」
寿は怪訝そうな声を出す。
「遠目から見る寿も可愛いのだ…。ちょこちょこと動いている寿も可愛いっ…!ずっと見ておきたいのだっっ!!」
興奮しているのか段々と皇子の声が跳ねていく。
「とりあえず寿のすべてが可愛…、」
「可愛い可愛い、言うな!」
寿は頬を真っ赤にしながら非難の声を上げる。
寿も男なのだから可愛いと言われて嬉しくないはずなのに、なぜか顔を真っ赤になって照れてしまっている。
皇子は優しくニコッと笑う。
「それだけの元気があれば大丈夫だな!」
皇子がヒョイっと寿を横抱きに抱える。
「…え?」
(これは…、)
いわゆるお姫様抱っこだ。
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