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可愛い
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「都明は素っ気なさとクールなのが二十代の女性にウケている。そして時々、脈絡のない気障な台詞を言うから余計に女性のハートを掴むんだ」
「‥そうなんですか…」
そしてスィエロのもう一人の店員、葵。
「ねぇねぇ、今日は何か疲れてるのぉー?」
そう葵が心配そうにスーツに身を包んでいる女性に声を掛ける。
女性はため息をついてから葵に話し掛ける。
「そうなのよ、葵くん…!仕事と家事の両立に最近疲れを感じ始めてね…。でも、私一目見ただけでも疲れている、って感じかしら?」
女性は心配そうに自分の顔を撫でる。
葵は思いきり首を振る。
「ううん、違うよ!よくお店来てくれているでしょ?でも今日はいつもと雰囲気が違っていたから。大丈夫!多分、僕以外はわからないと思うよ」
葵はニコッと笑うと、仕事と家事に疲れていた奥様も思わず、
「可愛いわ…」
と呟いてしまう。
「あのね、疲れてる時はすごく甘いのが効果的なんだよ?このジャバネはチョコレートケーキで一つ食べたら満足できる甘さだし、僕のオススメだよっ!」
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