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1000アクセス記念1000パート3
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Fukawa side
彼奴の様子が可笑しい。いや、いつも可笑しいけど、目は合わせねぇし、変につっかかってきた。頭がおかしいのは知ってる。でも、その理由がわからない。
「なぁ、智景…?あいつ、じゃなくて美門今日可笑しくねぇか?」
「そー、?僕はあんまり話したことないからわからないけど…、珠里がそう思うのならそうなのかも!」
「そうか…、彼奴がおかしいと部下が困るだろうな…1回喝入れてくるわ」
「ほ、程々にね?行ってらっしゃい、!」
智景は可愛いと思うし、今でも好きだ。でも、その好きは恋愛感情じゃなくて、友好関係の方で。過去のことは変えられないが、後悔はしていない。だって、彼奴が俺をさ、支えてくれるから…、とりあえず仕事のことについて言わなければならない。
「おい、おま…美門、ちょっと来い…」
「えー、まって、後少しで終わるから!」
前まで、どんな大事な仕事でも俺が呼べば来てくれた。それは、本当に忠犬のように。なのに、今はこうだ。いや、別に暑苦しいやつがいなくて、いいと思う、でも、少しだけほんの少しだけ寂しい
「なら、まってるから早くしろ。10分以内だ。」
「人使い荒すぎー!わかった、終わらせるから待ってて?」
人使い荒いか…?まぁ、それはいい。とりあえず此奴がなんで可笑しいのか調べなければならない。
でも、彼奴は来なかった。10分たっても、20分たっても。何で、俺のこと、飽きたのか?それとも、もういらない…?そんな事が頭を過ぎるも、スマホに連絡が来ていた。
『ごめん、社長!仕事に大きいミスあって、行けない!』
15分前に通知は来ていた。早く気付けば俺が手伝ってやったのに、これは俺のせいか、まぁ、どんなにミスか見なきゃな
「おい、美門。どんなミスしでかしたんだよ」
「んー、実はね、この重大な事がネットに上がっちゃったの、今全部消してるから待って」
「はぁ!?てめぇ、どうしてくれてんだよ!このことは企業秘密だろうが!誰がやったんだよ!?」
「だーから、俺がやったの。全責任は俺が取るから、誰も怒んないで」
重大なこととは社長である俺がαではなく、Ωということ。これがバレれば株はダダ下がりだ。此奴…
「わかった。それが片付いたら俺の部屋に来い。責任はすべてお前だ」
「はいはーい、とりあえずみんなは仕事を再開してねん?大丈夫、皆のせいじゃないからねー?」
当たり前だ。此奴がミスをしたんだ。どうしてこいつは最近ミスばかりしてるんだ…、昇格どころか格下げだぞ…
「ざまぁねぇな、部長…、さっさとやめればいいのに…」
なんて声はまだ、俺の耳には届いていなかった
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こういうのが好物です
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