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確かな変化
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Mikado side
うへへ、さっき社長から好きって言われた…まぁ、正確には嫌いじゃない、って言われたけどめっちゃ嬉しい。前までは名前で呼んでくれるのもなかったし、頼ってくれるのもなかった。社長の中で俺のことを特別って思ってくれてる、んだと思う←
「さっきからにやけてて気持ちわりぃ…」
「だって、好きな人に嫌いじゃないなんて言われればそうなるよ?」
「あっそ、…てか、そろそろ行くぞ、挨拶回りとかあるから」
時計を見ればまだ時間はあったけど、社長は時間前についていて、挨拶もほかの人にしなければいけない為30分前にはついてなきゃ…くそ、もっといちゃつきたかったよ!
車の鍵をとり、社長の方を向く。もう平気みたい。良かった…社長がほかのヤツに取られそうで嫌なんだよね…社長はものじゃないけども!←
「社長ー、行こ?今家でたら丁度いい時間になるー」
「ん、わかった。食事会めんどくせぇ、…」
俺の前だと弱音も吐いてくれる。他の人に見せたくねぇぇぇ!←そんなこと思いながら、家から出て、駐車場へと向かう。エレベーターは特に何も話さずにのった。
駐車場について、鍵を開けると社長は助手席に乗る。このさ、なんというか…隣に居てくれるっていいよね、カップルみたいで、なんか…えへ、
「お前、ネクタイ付けてねぇじゃねぇか…」
「暑苦しいから今はつけなーい、あとでちゃんと付けるよ?」
社長は俺がネクタイを付けていないことに気付いた。めっちゃ嬉しい←じゃなくて、鞄にネクタイはいれてるし、大丈夫。きっちりするのは嫌いだなぁ…
「あー?今つけなきゃ忘れんだろ、ネクタイかせ」
「え、?はいどーぞ?」
社長にネクタイを渡すと、なんと、なんとなんと!ネクタイをつけてくれたんですね、はい!嬉しぬ、新婚さんかよ俺ら…やったね!てか、社長器用だなぁ…
「ありがとー!俺達新婚さんみたいだねー!」
「殺すぞ。付き合ってもねぇのになんで新婚さんなんだよ」
とかなんとかいっても、本気で嫌がってはないみたいだし、それに、付き合ったら新婚さんいいのかな←
「例えばだよー!って、付き合ったら新婚さんになれる?」
「は、はぁ!?なれるわけ、ないだろ…!?」
語尾が小さくなった!これは脈があるな!これからどんどんアピールしてけば、きっと社長は俺に惚れてくれる、と信じよ
とりあえず、車のエンジンをかけて目的地へと車を走らせる。 地味に遠くね←まぁ、いっか…その間社長といられるなら嬉しいし、あわよくば口説けるしね!?
今日は俺のライバルである、元副社長がいる。全力で作戦をねらなきゃ取られる。どーしよっかな、彼氏面だけはしとこ!
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美門は前向きです
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