アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
10000アクセス記念作品パート2
-
Mikado side
我輩は今泣きそうである。理由はまだなくはない。俺のまいすいーとだーりん(社長)は勝手な人。それは今に始まったわけじゃないけどさ!?いきなり呼び出せば不機嫌になったりぃ!俺だってそこまでの心の広さはありませんよぉ!
俺と社長は付き合ったから、どうこう変わるわけじゃなく、ただスることが増えただけ。なんか、本当にセフレと変わらない感じがすごいする。名前もあんま呼んでくれなければ笑ってくれることもなく、というか付き合いだしてから、もっと笑わなくなった。渋々番になってくれたとか?っと、そんな事考えてたら後輩に肩を叩かれた。
「あ!美門部長ー!今日このあと暇ですか?」
「んー?暇だよー?どうしたの?なんかあった?」
「暇ですか!いや、これから皆で飲みに行こうと思ってて、部長も是非と思って!」
「お、いいねぇ、のった!場所とか決まってるー?」
こんなムシャクシャしてる時は酒に逃げる!←場所を教えてもらえば俺は一旦帰って、車を置いて徒歩でその場所へと向かう。車あったら酔えないしね?メンバーはどんな感じなのかなぁ…
居酒屋についた時には殆どのメンバーが揃っていて、社長がいないことに少し安心してしまってる自分がいる。最低か!?恋人がいなかったら普通寂しいのに!?
「あれー、おかしいな社長も来るって言ってたんだけど…あ、きた!」
「すまん。ちょっと遅くなった。あと、ついでに外であった智景もつれてきたんだが、大丈夫か?」
「わぁ!副社長!お久し振りですー!是非是非!」
「ご、ごめんね?その、お邪魔します、かな?」
「相変わらずかわいーですね!社長ともお似合いですし…!」
まて、社長が居るだけでなく恋敵もいるとか…最悪。でもバレないようにしなきゃなぁ…一様部長だし!愛想よくしなきゃなー…社長と恋敵は当たり前のように隣に座れば喋り出す。待ってぇ、これは辛たん。
「美門部長ー?体調悪いんですかぁ?大丈夫ですかぁ?」
「んー、いや、どの酒飲もっかなぁって考えてたー」
おっふ、こいつは社内で1番巨乳で可愛いのにぶりこってるから嫌われてしまうミカちゃん←身体を擦り付けられてきた。うん、無理気持ち悪けど、そんなこと言えないねぇ、面倒くさくなるから。俺はナチュラルに身体を離させれば、適当にビールを頼んでる後輩にカシスオレンジを頼ませた。
「えー!?美門部長もしかしてお酒ダメなんすか!?意外っすー!」
「んー、苦手じゃないけど、程々にしなきゃ帰れないわー」
「そしたら俺んちこの近くなんで酔ったら泊まらせてあげますよー!」
この後輩は本当にいい子。それに、俺と一緒のΩ。家に邪魔するのありなのかな。
「俺より先に酔いそうだけど笑まぁ、その時は頼んだー」
「こう見えて俺、酒は強いんで!」
その数分後に酔っ払ったため、帰ったのは気の所為ってことにしといてやるか←と、というか社長と元副社長の距離近くね、もっと離れろし!てか、触んなし!?そんなイライラが溜まって酒にいってしまう。
「んー、あっ…カルーアミルクください」
「美門部長飲みすぎじゃないですかァ?もっとペース考えなくちゃぁ、だぁめ!ですよ?」
「大丈夫ー、俺強いからねー?」
はい、来ましたミカちゃんのお色家。胸元をぱっくり開けて、涙目で酔ってるオーラ出すやつぅ、俺はそんなのどうも思わないから笑顔で返せるけど。
「ちょ、智景、酔い過ぎだ。それ以上飲むな。」
「だって、久し振りのお酒なんだもん…もう少しだけ、ね?いいでしょー、珠里!」
名前、お互い言い合ってる…羨ましい、俺だって言いたい。でも、社内で俺らの関係はバレたくないって、社長が言ってた。なんで、元副社長はいいんだろ、それに付き合ってることはオープンだった。知ってる、俺が社長に似合わないのなんて、言われなくても知ってるのになぁ…たまに目が合う社長。まぁ、視線は逸らされるけど。それでも、見たかった。でも、もう無理…
「美門部長ー?顔赤いですよぉ?ほら、御絞りどーぞ?」
「んー、大丈夫大丈夫。あ、次はカルピスサワーお願いします。」
御絞りどーぞっていってくるミカちゃんは俺の手を握る。気持ち悪い、でも行くとこなんてないから、手ははらえない。助けて、助けて…
「ちっ…智景帰るぞ。お前飲み過ぎだ。」
「舌打ちするのやーだ、まだ飲むー!ほれか、珠里の家で飲むー!」
「わかったわかった。ほら、金置いとくからみんなで飲め。釣りはいらねぇから」
そう言うと社長は机の真ん中に3万円程残していった。なにあのイケメン。おれの彼氏?凄くね?って、それより俺が家にいられるのは嫌なのに、元副社長はいいんだ…何なの、あのふたりは付き合ってたの、復縁したんだ…
「あの2人、復縁したらしぃですよ?前にデート中に手を繋いでたの見た子がいましたぁ」
「へぇー、まぁ、2人はお似合いだもんねーって、ほら!社長の奢りだからどんどん食べるぞー!」
『うぇぇぇぇーい!』←皆
それから小一時間たったのかな、皆潰れてったから解散になった。よ、ようやく終わった。疲れたぁぁぁ!と思いきやミカちゃんに腕を掴まれる。
「美門部長ー、わたしぃ、酔っちゃったみたいなんで、家まで送ってくれませんかぁ?」
「ごめーん、佐川に送ってもらってー、ほら、佐川ミカちゃんの事よろしくー!」
「うぇ!?俺!?わ、わかりましたー!」
その後少し渋ってたけど、まぁ、気にすることはないでしょう←俺は帰り道をゆっくり歩いてく。社長と元副社長が復縁したとなると俺はどこに行くんだろ、飛ばされんのかな?
番にならなきゃ良かったなぁ…俺はもう社長無しでは生きられない。でも、向こうは生きていける。それに、元副社長もαだから周りも祝福してもらえる。良かった、これで…何処か、遠い所に行ってしまいたい。って、俺はポエマー!?
暫く歩いて、俺は自宅につく。まぁ、誰もいないんだけどねー、それなのに社長の服とかある。これ、返しに行かなきゃ、明日でいいか…どうせ、休みだし…俺はその後眠りについた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
44 / 114