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お気に入り100突破記念作品
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Mikado said
社長としばらく抱き合った後、流石に何かしないと行けないと思い、ゆっくり社長から離れる。でも、社長が泣きそうな顔するからまた抱き締めてしまう。ずっとそのループだ。何なの、これは襲ってってこと?
「社長ー、そんな可愛いことしちゃうと襲うよ?」
「…お前、こういう時ほんと察し弱いのな…」
「え、え、!?ご、ごめんね!?」
社長はほっぺをふくらませて、拗ねる仕草…いや、拗ねてるな←ま、まぁ拗ねてるんだけどめちゃくちゃ可愛い。社会一般ではきっと可愛いじゃなくてかっこいいと思われてると思うけど俺の前だけ見せてくれる顔や仕草はまさに天使。最高。
「…さっさとベッド連れてけ。み、…きょ、慶…」
「うぇ!?な、な、名前呼んでくれたの!?ちょ、今すぐ行きます。」
「うるせ、はやく…」
名前で呼ばれちったよ。もう、息子はおっきしちゃったし…ま、とりあえず社長をお姫様抱っこして、寝室へと向かう。でも、その前にプレゼント渡しちゃいたいなぁ…
寝室のベッドに社長をゆっくり下ろして、触れるだけのちゅーをする。社長はそれが嫌だったのか眉を寄せてるけど、知らないふり。
「社長、少しだけ待ってて?絶対かえってくるから、ね?」
「…5分、待ってやる…」
「ん、ありがと…じゃ、いってきまーす!」
5分かからず帰ってきてやろ。でも、1回に1匹しか持てないから…走れ、走るんだ俺ー!←
急いで駐車場に向かい、白猫をまず上へと持って行って、玄関において、またそれを繰り返した。社長、喜んでくれるかな?てか、性行為の時にこの人形抱き締めてくれないかな…?
人形を寝室へと移動して、社長を見つめる。こてこてしてて、今にも寝そうだった。別に無理してしたいわけじゃないから、今日でなくても構わない。そっと、社長の額に口付けをすると、はっと目を開ける社長。
「社長、お待たせー…これ、プレゼント。」
「んっ、?なんだこれ…で、でかくね…?」
社長は興味ありげに人形を見つめてる。そんな姿も可愛いよー!じゃなくて、二体目も寝室へと入れれば社長は目を大きくしていた。
「な、何でこんな大きいの2個も買ったんだよ…」
「だってー、それ社長と俺に似てて、ほら、2匹離したら可哀想でしょ?」
俺の屁理屈に眉を八の字にするも、人形を撫でるてはとめていない。ということは気に入ってくれたってこと。
「クリスマスは、ゆっくり過ごせる時間少ないかもだから今のうちに渡したくて…」
「…あり、がと…でも、俺何も買ってなくて…」
申しわけなさそうにまゆを下げる社長。今日は喜怒哀楽がはっきりしてるね。かわゆい。
「俺、プレゼントは社長貰う予定だから大丈夫。それに、1人の時もその2匹いたら寂しくないでしょ?」
「俺は元々お前のだ。というか、その、同居するならならほとんど一緒に寝るだろ?」
「そ、そ、そのつもりでし…」
あまりの可愛さに語尾が可笑しくなったのは気にしないで←無意識に誘ってくるこの社長は首を傾げながら俺を見つめてくる。その首を撫でると擽ったそうにして、またもや可愛い。なんなのこの生き物…
「ん、だから、その…なんか俺も買うから、今度一緒に出掛けるぞ。」
「え、はい。それはデートですね()」
混乱し過ぎてついつい敬語に…でも、可笑しそうに笑う社長が幸せそうな笑顔を見せてくれたから、いっかな?
社長に笑を返した後、2匹の人形を床に寝転がせ、社長を押し倒す。
「今日は我慢出来ないけど、大丈夫…?」
「いつもの間違えだろ…?ほら、はやくこいよ。」
「それは否定出来ないけど…いただきまーす。」
その日はお互いのが空になるまで抱き合った。幸せだったなぁ…
「あ、ねぇ、そう言えば猫のことどーすんの?」
「母親に預ける。元々母さんも猫欲しがってたし…」
「そっかぁ、寂しくなるね?(義理母様ナイスっ!)」
「お前が入るから寂しくねぇよ。」
「何それイケメン。」
こうして美門の嫉妬は幕を閉じた。
〜END~
みかど「俺は幸せじゃないにやぁぁぁあ」
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