アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
仕事終わりの社長と
-
Mikado said
今日は、やたらと甘々な俺と社長。幸せだったなぁって思うのと裏腹にはやく自分のにしたいという願望が強くなる。不安とかじゃなくて、身体だけの関係が嫌だ。セフレみたいだし。でも、お互いそんなこと言えない。結局弱虫。
社長を迎えにいくために社長室へと向かう。ノックなんてしてやらないんだからっ!←ゆっくりドアを開けて、社長を見つめる。
「ノックぐらいしろよ…ん、帰る時間か」
「しても気付かなそうだからさ。ん、!帰ろ帰ろ?」
社長が俺を見つめて微笑んでくれた。なんなんだこの天使は。椅子から立ち上がり、鞄を持ってドアへと近づいてくる社長。その裏について行き、駐車場へと向かう。
「社長ー、今日の晩飯何がいい?」
「んー、…カレイの煮付け食べたい。どっか寄ってくのか?」
「うん、その予定ー。スーパーまだ空いてる時間だよね?」
やばい、今の会話めっちゃ夫婦じゃね?いい嫁してんな俺←それに夜は営みがあるからそれも楽しみ。その時に、今の俺の気持ちを打ち明けようかな、引かれるかな?でも、受け入れてくれるかな…?そう思うとどきどきして、社長の顔を見れなくなった。
車内での会話は仕事の話が多い。たとえば、誰がミスしたとか、誰が遅刻したーとか。まぁ、ほとんど俺ですけどね!?←
「美門、今度の休み空けとけ。」
「ん?りょーかい。どっかいくの?」
「どっかのお偉いさんから静岡の宿の宿泊券貰って…」
「まじ!?いきたいいきたい!ありがとー!」
「別に、…ということで絶対空けとけよ?」
むふふ、社長とふたりでデート…あまりの嬉しさに頬の緩みがおさえられなくて、社長にきもいと言われたよ。でも、いまの俺は無敵状態だからね、何言われてもへーきなのだ。
しばらく車を走らせ、スーパーへとつく。社長がカレイの煮付け食べたいって言ってたから今日は和食。カレイを買って、酒を買って…味噌汁に使うネギやらなんやらを買って、すぐに終了。必要ないのはかわなーい。節約節約!
会計を済ませて、車へと戻ってくる。ちなみに社長は来るまで待ってて貰った。だって、見られたくない。じゃなくて、金は俺が払うみたいなことを言ってくるからね。決して束縛じゃないから!!←
再び車を走らせて、社長の家へと向かう。その間にもコテコテしてる社長。信号待ちで何度もちゅーしたのはひ、み、つ♡←
ようやく家につけば、寝てしまった社長をお姫様抱っこをして運ぶ。わりと筋肉とかには自信があるから、抱っこは余裕だ。荷物はまた後でってことで…社長を先に家へと入れるべく口で鍵を甘噛みして持つ。両手塞がってるからしたかなくね!?
エレベーターにのり、家へと向かう。まぁ、マンションなんすけど家って言っちゃうよね←何とか頑張って、家の鍵を開けて、社長を寝室のベッドへとゆっくり下ろして布団をかける。すると社長は幸せそうに笑った。天使かよって…
「かわいい、社長…好き、だよ…?」
届かない好意を社長に向けた。まぁ、寝てるからなんだけどね…叶わない想いははやく捨てなきゃ。そう思うのに離れられない。好きなんだもん。項かんで、さっさと番にすればいいのにと思う人もいるかもしれない。でも、それでは嫌だ。
「俺は社長が選んでくれるのを待ってるから、だから…もう少し好きで、いさせてください。」
小声で告げる告白。気持ち悪いと思いながらも言ってしまったから遅い。
社長の額にちゅーして、その場を離れようとするとふと腕を掴まれた。
「…おせぇよ、阿呆…」
「ん、え!?ど、ど、何処から起きてたの!?んっ!?」
「…ベッドにお前が入れてくれた時、から…」
おーまいがっと()
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
64 / 114