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俺の息子(仮)
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Syu side
…今、目の前にいるおじいちゃん…じゃなくて、陽斗がαの先輩を見て頬が緩んでいた。うむ、可愛い。なにかいい事あったみたいでずーっとにこにこしてる。その顔を見て思わず釣られて頬が緩む。
陽斗とはわりと前からの付き合いで気付いたら隣に居た。Ωというのに整った顔とそこそこある身長でそこそこモテていた。が、本人は無自覚。だから俺は裏で“童貞キラー”と勝手に名付てみたり…。
ともかく、見た目を見る限りは本当にαって感じ。だからΩて聞いてびっくら仰天。まぁ、別に偏見とかは一切ないから聞いたところで適当な返事をして終わり。でも、無防備な陽斗を守らなきゃとは思った。恋愛感情とかじゃなく、1人の友人として。
そんな彼が最近気になる?というかまぁ好奇心によってくそヤリチン野郎(梓穏先輩)に声をかけるようになった。すぐに手を出すかと思いきやまさかまさかの舌打ちやら罵倒やらなんやら…ブチ切れかけてその辺にあったスコップ顔面に殴りつけたかったよね。まぁ、しなかったけど。
そしてヤリチン野郎(哉翔先輩)…あ、ちなみに2人のこと区別はくそがついてるかついてないか。それだけ。じゃなくて、ヤリチン野郎は何故か陽斗を気に入ってる。ふざけんな、ヤリチン野郎に息子(陽斗)は渡せません!もしセクハラしたら肩脱臼させてやる。美門さんがだけど…。
頭で葛藤していたらいつの間にか目の前にいた陽斗が消えていた。やばい、探さなきゃ…。
「陽斗ー?どこいったー、?」
「…?愁?俺後ろに居るけど…?足幅違うから先に行っちゃったんでしょ?」
なんと俺は葛藤している間に無意識に早歩きになってたみたい。ま、まぁ、こんな時もあると陽斗に言い聞かせては陽斗に手を伸ばし、手を繋ぎながら教室に向かう。傍から見れば絶対に兄弟に思われるんだろうなぁ…?
ーーーーーーーーーーーー切り取りーーーーーーーーーーーー
愁君は考えると周りが見えなくなるタイプです!そして声をかけられても気付かないことも…。所謂天然。ド天然。陽斗のことになると鬼だけども!!優しいの!!
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