アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
人はそれを恋と呼ぶのでは?
-
Syu side
目線ころころ変わって見抜くいって思った人もいると思うので軽い自己紹介を…陽斗の父さんしてます、愁と申しますー。よろしく。
…って感じかな?そんなことよりも、よりもだよ…息子(仮)である陽斗が切なそうに窓の外を見ていた。気になって視線を外にしたらなんとヤリチン野郎ⅹ2が居た。が、チャラそうな奴よりも俺様の方を見ていた。なんで!?
気になりすぎて授業が真面目に受けられなかった。なんであのヤリチン野郎を見てたんだろう。いつも罵倒されてるのに…。そんなことをずーっと考えてたら昼休みの始まりのチャイムが聞こえた。俺は急いで立ち上がり、礼を済ませた後にすぐ様陽斗の近くに行った。
「陽斗、ちょっとままとお話しようか。」
「…?はぁい、まま。」
寝惚けながらも腕をとり取り敢えず誰にも合わないような場所…。裏庭へと弁当を持って移動した。
裏庭について、弁当を広げては美味しそうに食べてる陽斗。めちゃくちゃ可愛いけど、俺は聞きたいことがある。そう、ズバリヤリチン野郎が好きなのか。でもどう聞くんだァァ!?
「ふふ、愁面白い顔してる。どーしたの?」
「えっと、…その、急な話なのですが陽斗さんよ…」
「はぁい?なんですか?愁さん、」
「ヤリチン野郎…じゃなくて梓穏先輩のこと好きなの…?」
「…?なんで?」
なんでと言われましても!?あんな切なそうに見ていては誰でも分かると思いますよ!?なんて言いたいけど言えない…。どうやってオブラートに包もうかなぁ…。しゃーない。どストレートに聞け、俺!!
「えと、その…先輩と居る時幸せそうだし…?」
「うん、梓穏先輩を見てると胸がぽかぽかして、いいなぁ、って思う…よ?それがどうかしたの?」
もうやだ!!!この子!!!純粋すぎてオーラで顔が見えない!!!というかそれは世間で言う好きって事のんじゃないの!?恋でしょ!?
「そ、そっか…いや、別になんでもないよ…?」
「ふふ、変な愁…。はやくおべんと食べよ?」
ご飯を食べてる間は他愛のない会話しかしてないけど、ずーっと陽斗の胸がぽかぽかって言葉が気になってた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
85 / 114