アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
おもたい身体。
-
hinato side
学校について教室に入った時ぐらいから大きな目眩がして、倒れそうになったところを知らないクラスメートに助けられて、なんとか大丈夫だったんだけどまま(愁)に心配かけちゃった…。
授業中、お腹が何だかもやもやしてきて机に項垂れていた。なんか気持ち悪い…ような、よくわからない。
「おい、美門起きろ。授業中なのわかってるだろ?」
「せんせ、身体だるい…無理…。」
「お前はいつもだるいのか?ほら、起きろ。」
わかってくれない先生に腹が立つも日頃のせいで信じてくれないのは自分のせい。わかってる。けど、本当に辛いんだもん。
だるい身体を起き上がらせてなんとかその授業は持ったけど休み時間が来て、すぐに愁が来てくれた。
「陽斗、お前顔色…。保健室行こ?」
「ま、ままぁ…天使に見えた。行く、連れてって。」
愁は俺の背中をとんとんしてくれながら保健室へと向かった。歩くのも少ししんどくなってきたし胸がなんか痛い。病気かな、やだな…。
保健室に着いたらいつもの先生がいて、昨日のことやご飯を聞かれた。全部素直に答えたら少しだけ呆れたようにこちらを見てきた。
「軽い寝不足かなんかでしょ。と言いたいんだけど昨日は沢山寝てるようだしねぇ…」
「寝る子は育つ、もん。でも本当にだるい…」
「一様次の授業はここで休んで治るようだったらちゃんと授業でなさい。わかったわね?」
「はぁ、い。ありがと、せんせ。」
「先生こいつのことお願いします。じゃあ俺は帰るから。」
愁に軽く手を振りながら俺はベッドに寝転がった。なんだろ、本当に無理…。お腹、じくじくする…。
少しでも楽になりたいから丸まっていたんだけど少しもよくならない。じくじくが強くなってくるだけ。やだ、こんなのやだ…。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
93 / 114