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しあわせ
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hinato side
頭がずーっとふわふわしている。なにがなんだかわからないけど先輩がいるのはわかる。だってくっついてるもん。
俺は先輩の首元に顔を埋めてしあわせを感じていた。こうしてると少し身体が楽になる。ずっとこうしてたい。でも、きっとだめ。
「美門、お前くっつきすぎ。あつい。」
「ん、ん…。、離れたくないです。」
「…今日だけだかんな。明日には忘れてろよ。」
先輩の言っている意味がわからなくて首を傾げた。けど、その意味がすぐにわかった。先輩が俺を抱き締めてくれてる。
あ、だめ、お腹すごい…きゅぅきゅぅする。きもち…。わかんなくなる、。
「…先輩、お腹痛い…のかもしれない、です。」
「嘘だろ。発情期で盛ってるだけだから大丈夫。」
「でも、きゅぅ、てするんです…せんぱ、おなか撫でて?」
先輩の片手を握りしめながらお願いしたら渋々お腹をとんとんしてくれる。なにこれ、わかんないけど、すごいだめ…。でも、とんとんされてたい。
わかんない感覚に足をもじもじさせてたら先輩がこっちを見てきた。かっこいい…すき、すき…。
「俺そろそろやばいから、もう少し我慢しろ。」
「なにを、がまん?」
「なんも考えないで無でいろ。わかったな?」
わかんないけど、頷くことしか出来ない。何も考えない何も考えない…。無理すぎる…。何も考えないほど逆に意識しちゃう。
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