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ずっとこの時間が続けばいいのに。
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hinato side
梓穏先輩に擦り寄ってたらいつの間にか寝ちゃっていた。先輩がずっと傍に居てくれたから安心したのかも。先輩の匂いや鼓動が好きで離れたくない。けど、時間なんて来てしまう。
「美門くん?親御さんと連絡ついたわよ。って、あれ、梓穏くん?」
「あ、先生お邪魔してます。実は体調悪くて来たんですけど…美門くんの方が体調悪そうでくっついてました。」
「あらあら、ありがとうね?でも、親御さん来てくれるから大丈夫よ。」
「いいえ。俺も少し休んで良くなったみたいなんで授業に戻りますね。」
先輩が離れちゃう。やだ、けど力が入らない俺をあっさりとベッドに寝かされてしまって。やだ、離れたくない…けど、重くなる身体は言うことを聞いてくれない。
「せんぱ、ありがと…ございました。」
「…気分。じゃ、行くから。」
先輩がどんどん見えなくなっちゃう。ゆっくり手を伸ばしても届かない。やだ、やだ…先輩、行かないで。その瞬間何故か視界が真っ暗になって気絶?してしまった。
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