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「今日もいい朝だなあ…」
俺は、窓越しでそう思った。
この部屋にある2つの窓は、すべて鍵がかかってある。内側からは窓は開けれない。
でも、それでもいい朝であるということはなんとなく分かった。
俺は、なぜか子供のころからずっとひとりだった。
なぜなのかは知らない。
お母さんは俺がまだ物心が付く前に事故で死んでしまったらしいいのだ。
お父さんは…分からない。
生きているのか死んでいるのか。
全く分からなかった。
そして、俺には体に変な痣があった。
なんだろう…読めるか、読めないかぐらいの筆記体って感じ…
よくは読めないけど『TP』と書いているように見えなくはない。
皆これを怖がっているのだろうか…
そんなことを考えながら今日も牢屋の中で生きていこう…
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