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【50】(R18)
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「んっ………はっ…ぁ…」
「……治まらないな」
木月の言う通り、俺のモノは一度イッたにも関わらずまだ治まりそうもなかった。
「…………木月…も…」
「ん?」
「……木月も……一緒に…」
ぼんやりしながらも、さっきから木月が自分は我慢しながら俺を優先してくれているのは何となくわかっていた。
(一緒に気持ち良くなりたいし……俺のことも求めて欲しい…)
ダメ?と尋ねると「……駄目ってわけじゃないけど……嫌じゃないか…?」と困ったような顔をした。
嫌なわけないだろ、と俺も自分がしてもらったようにベルトを外して木月のズボンの中に手を入れた。
……今だけは木月をヘタレと呼ぶ二宮さんの気持ちが少し分かった気がした。
「………………っ!」
俺の指がモノに触れると、木月が息をのんだ。
そのまま自分がされたように上下に擦る。
徐々に木月の息が荒くなっているのに気づいて感じてくれているんだと嬉しくなった。
「……なあ……俺のも………触って…」
そう強請ると木月もまた俺のを優しく触ってくれた。
お互い向き合いながら熱い息を吐いて俺は木月のモノを、木月は俺のモノを夢中で擦った。
「……ぁっ…んぅ…!はッ…木月っ…俺…も…出る…!」
「……んっ…俺も……」
「〜〜〜〜っ!」
今度はふたり同時にイき、しばらくお互い無言で息を整えた。
「あっ……ご、ごめんっ…手…」
ぼんやりした頭が徐々に冷めてきて、俺は慌てて木月にティッシュを渡した。
(ヤバい…すごい気持ち良かった……)
まだ気持ちは冷めきらないままぽーっとしていると下の玄関から「ただいまー」と兄貴の声とドアが開く音が聞こえてきた。
「「…………………………!!!」」
一気に気分が現実に引き戻され、俺と木月は慌てて服を着た。
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