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トントン
「おい!入るぞ」
達也くんだ…
殺されるのかな…
ガチャ
達也くんの顔には絆創膏が貼られていた。
「兄ちゃんから全部聞いた。」
「ぁ、ご、ごめん、すぐに出てくから。
だから、だから殴らないで…」
僕は、ギュッと目を閉じだ。
「誰もお前なんか殴んねぇよ
価値のないお前なんか…手が汚れるだけだ。」
「ごめん…なさい…」
「達也、何でそこまで言う。」
「はぁ…」
「絢音くん、明日から達也と登下校を共にしなさい。いいね?」
「ぇ?」
「はぁ?兄ちゃんそんなの聞いてねぇよ!」
「なにか文句があるのか?」
「はぁ、マジかよ…」
「ぁ、大丈夫です…僕は、1人で行けるので」
「ダメだ、ただでさえ大変な思いをしているのに…なぁ達也」
「そーだね」
気持ちのこもってない言い方。
「明日からは、安心して通えるね。」
「はい」
僕は、達也君をチラッと見る。
すごい睨みつけてる!!!!!
怖い…
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