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翔太編2
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呼吸のように… 翔太編2
ドンドンドンッ
誰だ、こんなに朝早くから…
はぁ…
「はい」ガチャ
「会いに来ちゃったー♡中に入れて?」
今見たくない顔No.1
長谷川 渚
「何しに来たの?眠いんだけど…」
「なんでずっと避けてたの…」
「だから言ったじゃん!距離を置きたいって!」
「何で!俺じゃダメ?満足させられてない?」
「違うんだよ…」
「前は、…前はもっと毎晩のようにセックスしてただろ!?」
「お前!声がでかいんだよ!」
「いいよ!何度でも言ってやるよ!」
「や、やめろよ!」
ドンッ
「じゃぁ中に入れろ」
怖い
「わかったよ……」
こいつが本気出したときはすごく怖い。
真っすぐな目でこちらを見てくる
「お邪魔しマース」
「弟達、まだ寝てるから静かにして」
「弟達??他に誰かいんの?」
「あぁ…まぁ…いるよ」
「誰」
「ぇ?」
「そいつは誰?」
「弟の同級生だけど…」
「何でいるの」
「色々事情があってさ…可哀想なんだよ」
「ふーん…翔太その子の事好きなの?」
「ん?あーいや好きじゃないけど…どうして?」
「ならいーや!」
こいつは…ほんとに情緒不安定…
「というか、家に入って何話すの…」
ドサッドンッ
「やりたい…」
「は?」
「久しぶりに…したい」
「ぃ、ぃやだァ」
「怖いの?」
「……………」
「はぁ」
ギュッと渚は、僕を抱きしめた
そして僕の背中をトントンと心臓の鼓動に合わせて優しく叩く…
気持ちいい。
「大丈夫」
「怖ぃ…」
「大丈夫」
「ぃやだ…離れないで…」
「大丈夫だよ」
こいつのこと言葉は、何故か安心できる…
不思議なくらい。
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