アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
怒声
-
成弥と俺で眺めていると、起きてしまった。
目が開くと、やはり言葉遣いは綺麗ではなくて。
永遠『ん………成弥…と、誰だテメェ…。
おい成弥、また他の奴連れてきたのか?』
成弥『ちょっと、永遠…せっちゃんはいじめんといてーなぁ。』
永遠『うるせぇ、黙れ。こんなやつ二度と連れてくんなよ?』
こんなやつ、か…
"僕"にはピッタリだな。
でもこの人は仲のいい人にもこんな話し方するの?
刹那『ごめんねぇ、もう来ないからさ。
成弥には酷い事言わないで?』
成弥『ッせっちゃん!!』
永遠『ぁあ"?喋んじゃねぇよ。失せろ…』
成弥『永遠、この子…刹那はアイツとはちゃう。』
あいつ…?
過去になにかあったのか…そう思った矢先にさっきよりも低くて大きい怒鳴り声が聞こえた。
永遠『黙れ!!!!!!!!!!
紗夢(さゆ)の話はするな!!!!!!!!!』
紗夢…?
刹那『あー、ほらほら。
僕のせいで寝起きにごめんね?もうここには来ないから怒らないでよぉ。』
また怒鳴りそうな永遠の前に成弥が大きな声を上げた。
成弥『刹那のせいとちゃう。
これは永遠が悪いんよ?だからもう行くで!別のいいサボり場所教えちゃる!!』
永遠『チッ…。』
先に早歩きをし始めた成弥を追いかけてその場を離れた。
刹那『あ、成弥待ってー。』
僕が成弥といるから…藍原君、寂しそう。
悪いことしたな…
僕が一人でいればよかったのに。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
12 / 143