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教室に戻って席につくと、藍原君がむくりと起き上がった。
永遠『まさか一人では行ってねぇよな。』
顔が怖い怖い怖い!!
刹那『ううん!成弥と行ったから大丈夫…』
様子を伺いながら言うと予想外な言葉が返ってきた。
永遠『んな怯えんな。』
刹那『ぇ?』
それから頬杖を付き、ぼーっとする藍原君。
……怯えてると思われた?!
いや、怯えてたけど…藍原君が怖いからとかじゃなくて。
怖かったけど、僕のためだし!
なんか申し訳ないなぁ…
とか思いながら見つめちゃっていたらしい。
永遠『そんなに見ると穴あくからやめろ。』
そう言ってプイっと反対を見てしまった。
刹那『ぇえっ、僕そんな見てたの?!…ごめんなさいっ。』
永遠『いや、いいけど…。』
ひかれてる?確実にひかれてる!!
僕のバカ!!
恥ずかしい!
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