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成弥side2
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とは言っても、あのまま部屋に帰るんも嫌やなぁ…。
と辿り着いたのは学校の中庭。
成弥『はぁ…。』
ベンチに座ってぼーっとしていると、突然
視界にオレンジが入ってきて驚く。
成弥『わっぁぁぁあ?!!!』
ベンチの端っこにバッと寄ると相手は笑っていた。
景都『はっはー笑』
何がはっはーや…。
成弥『何やけいたん驚かさんといてーな!
急に視界にオレンジ入ってきよったら心臓に悪いんよ…。』
景都『何だよ、久しぶりだろ?』
成弥『久しぶりとこれは関係ないやろ。』
景都『だって珍しくしおらしいと思ってさ。』
成弥『別になんもないでー 。』
景都『本当に?』
そう言ってガッと距離を縮めてくる。
成弥『ちょっ、離れてや?けいたんの変態。』
人が落ち込んどる時にこの人は…。
景都『いいじゃん、それとも好きな人いるの?彼氏とか。』
成弥『いるからやめーや。』
睨みつけながら言うと、普通に離れていった。
景都『どうせ、喧嘩かなんかしたんだろー。
んー、成弥が奥手だから相手のやつが拗ねたか?』
ん?
成弥『…は?きもいんやけど。』
景都『いや急にディスるなよ。』
なんだこの人は。
見られてたのか?いや、無いな…。
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