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帰ってこない
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瞼に光を感じたので、目を開く。
眠ろうと努力はしたけど、
1人だと…いや永遠君が居ないと眠れない。
結局帰ってこなかった。
永遠君はしっかり眠れたのかな?
学校、来るかな…。
そんな思いを胸に、学校の支度をして部屋を出た。
ドアを開けると成弥が居て。
刹那『え、いつからここにいたの?』
そんな僕の問いかけには無視をした。
成弥『顔色悪い、ご飯だってどうせ食べてへんやろ。眠れたん?』
刹那『僕の質問には答えず、質問攻めにはしてくるの?』
成弥『だって心配なんやもん…。』
刹那『僕は大丈夫だよ、学校行こ?』
成弥『…せやな。』
心配そうな成弥の手を引いて、学校へ向かった。
教室に着くと、自分の席に座りぼーっとしているが何時になっても永遠君は来なかった。
その日の夜も、またその次の日も…永遠君は帰ってこなかった。
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