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部屋へ
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浮遊感と温もりを感じて重たい瞼を少し開ける。
刹那『あれ…詩輝、さん?』
どうやら運んでくれているらしい。
詩輝『お、体は辛いか?』
刹那『いえ、大丈夫です…。』
詩輝『そうか…今、俺の寮部屋に連れて行くから。』
この寮には、詩輝さんの部屋もあったんだ…確かに自宅は遠いしな。
ていうことは充希さんの部屋もあるのだろう。
刹那『その部屋、香西さんも住んでいるんじゃ?』
ふと気になったので聞いてみる。
詩輝『住んでいると言うか、泊まりに来てるかな。』
刹那『それじゃ僕が邪魔ですっ…』
詩輝『大丈夫、沢山部屋が空いているから。』
…何が大丈夫なんだ?
詩輝『それに傍に保健医っつても医者が居たら安心なんだ。』
目を細めて微笑みかけられる。
刹那『早く体調戻します…。』
ずっと二人の邪魔も嫌だし、充希さんにもお世話になってしまうんだ。
早く治さなければ…。
そんなこんなでまた目を瞑り、寝てしまった。
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