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永遠side
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ー永遠、この子…刹那はアイツとはちゃうー
ー黙れ!!!!紗夢の話はするな!!ー
思い出される少し前の会話。
そうだ、紗夢と刹那は全然違う…そうは分かっていても重ねざるを得ないんだ。
紗夢とは二年間付き合っていた恋人。
毎日、この手で抱きしめていた。
毎日のようにお互いの体温を感じていた。
紗夢「永遠永遠!!!!好き!」
曇のない笑顔で呼んでくれていた。
時々sexだってした。
毎日幸せだったのに…
そんな紗夢が浮気していたんだ。
浮気までは別にいい。
だけど現実はそんな甘いものではなかった。
俺のありとあらゆる知り合いに愛を呟き、股を開いていたのだ。
紗夢「はぁ?自分だけだと思ったの?笑
ウケるんだけど…お前飽きた。」
そんな感じで紗夢は消えていった。
最初から紗夢と刹那を重ねているあたり、初めて見た時から一目惚れしていたのかもしれない。
毎日刹那と過ごしているとすごい惹かれて、愛しいと思ってしまっていた。
だけど襲われかけた刹那を見て、紗夢を想い出した。
だから思ってもない言葉を沢山浴びせて、俺はそこから寮の部屋には帰らなくなった。
あの時の刹那の傷付いた顔が頭から離れない。
また、刹那を傷つけるのが怖くて登校もしなかった。
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