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久々の登校
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次の日、登校すると生徒の驚きの目が鬱陶しかった。
教室に行くと成弥が席に座り、頬杖をついていて。
俺に気付くとガタッと席を立ち、走って来た。
成弥『大丈夫なん。』
ツンとした様な、でも心配そうな顔をしている。
永遠『あぁ、迷惑かけたな。』
俺がそう言うと少しホッとした顔をした。
成弥『何ともないならええねん…けど。』
永遠『…あいつから、成弥が寂しがってるから学校行ってやれって連絡きた。』
成弥『せっちゃんから連絡きたん!?』
永遠『あぁ。』
そんな驚く事か?
成弥『そっか…これからはもう休まんといてね?みんな心配してるんやから。』
成弥のこの苦しそうな顔は2度目だ。
紗夢のことで俺が荒れた時…
いつも成弥には心配ばかりかけている事に、
かなり罪悪感を覚えた。
永遠『わぁってるよ…。』
こんな感じて今日1日が過ぎていく。
二人で寮まで帰ると、成弥は寄る所があるからと別れた。
久しぶりに帰ってきた部屋に入る。
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