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通知
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少しの間目を瞑っていたものの、今ふと目が開ける。
そして何となくスマホを見ると何か通知が来ているようで…。
自分で画面を見たいが、画面を見ると胃から何かがせり上がってくるような気がして諦める。
充希『刹那様、どうかなさいました?』
何かしようとしていた僕に気付いた充希さんが気にかけてくれる。
刹那『何か通知が来ているのですが…自分では読めなくて…少し見ていただけませんか?』
充希『大丈夫ですよ、お借りしますね。』
仕事をしているのに嫌な顔せずスマホを見てくれる。
充希『これは…刹那様、私が読まれても大丈夫でしょうか?』
刹那『誰からでした…?』
充希『永遠様です。』
驚きに起き上がりそうになる刹那。
刹那『っと、永遠君ですか!?』
慌てて両肩を押して寝かせる充希。
充希『ぁあ、なりませんよ!?横になっていて……。』、
刹那『すみませ…読んでいただけますか?』
充希『はい…
ー大丈夫、ではないよな。
お前の体調が凄く悪いのは聞いたし、俺もタイミング悪いなって思った。
だけど、お前に会いたいんだ。
出来ることなら今すぐにでも…。
許してもらえるなんて思ってないし、お前に俺の顔を見せるのも申し訳ないけど、凄く会いたいんだ。
どれだけ罵倒してくれていい、だから明日会いに行くことを許して欲しい…。
長文で悪い、ゆっくり休め。ー
以上です…。』
読み終えると、涙を流しながら嗚咽している刹那の頭をそっと撫でた。
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