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ありがとう
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コンコンっ
あれから数十分経って部屋のドアがノックされる。
ガチャ…
成弥『よっ、体調はどうなん?』
刹那『良くなってきたよ。』
何か成弥に違和感を覚える。
だがそれは永遠も同じみたいで。
永遠『お前はどうだ。』
成弥『俺は元気やで?』
そんな成弥から目を離さず、無言で凝視する永遠君。
成弥『あぁ~もう何…』
少し動揺しており、目が泳いでいる所を永遠君がはなしかけた。
永遠『いや、お前が元気とか嘘ついてるから。
…ごめんな、少しの間1人にして。
でも成弥のおかげで刹那にも会えたんだ、ありがとう。』
永遠君の成弥に対しての御礼に、成弥の目からは涙が溢れた。
成弥『っ、〜~!!!!』
そして成弥は走って僕らに飛び込んできた。
成弥『寂しかった!せっちゃんは日に日に体調悪くなっとったし、永遠だって前みたいにしばらく休んで見ないうちに痩せてるし具合悪そうやし…二人とも死んじゃうかと思ったんよ?!』
刹那『ごめんね。』
永遠『泣くな、それに俺ら付き合えたから…』
付き合えたという言葉にガバッと涙に濡れた顔を上げた。
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