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始業式で躓きまして 3
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屋上の踊場のところで一人の男が立っていた。暴漢達もビクッと身体を震わせ、そちらを見遣る。
「……ナツ…、おまえが仕組んだの?」
ナツ──黒崎七都(クロサキナツ)は、小学校からの友人だが、その話はまた後程。
「いや、俺はただの通りすがりの見物人」
「…ふーん」
ナツの登場に、上級生の戸惑いは隠せない。そりゃそうか。ナツは空手の有段者で有名人だ。
ジリジリと、喉元にナイフを突き付けられている気分だろう。あ、突き付けられているのは俺でした。ナイフの向こうに、暴漢の嚥下する喉仏が見えた。
「ナツが気になんの? あいつは何にもしてこないよ」
「べ…別に俺達はあいつが来たくらいで諦めたりしねぇ。寧ろギャラリーがいて興奮するし、コーヘイ君も、友人の目の前で犯されるなんて、またとない経験だろ?」
「…そうね…ぃっ!」
自分の言葉に酔って、本当に興奮し出したナイフの男が、菊座に指を捩じ込んできた。
潤滑剤もないのに上手くいくはずがない。男はすぐに諦め、ナイフを他の奴に渡すとジッパーを下げ、自身を取り出した。
既に立派に屹立していて、鈴口からの先走りでテラテラしてる。自分で扱いては溢れ出る腺液を俺の菊座に塗りたくり、後孔に擦り付けた。
両足を胸まで担ぎ上げられ、そこそこに慣らされた後孔を陰茎で押し広げられる。
「……っう!」
身を捩る間もないほど性急な挿入は、深く深く俺を刺し殺すように埋め込まれていく。
「……ぁうぅっ…ぃた…」
グリグリと掻き回され、強引に引き抜かれて、勢いをつけて腰を打ち付けられる。
パンパンと肉打つ激しい律動に、どう足掻いても声が漏れてしまう。
「…先輩、…いやっ、んっ、ん、ん、ぃやぁぁ…、んっ、んっ、ぁ…んっ…、…」
口を塞ごうにも、両腕は押さえられたままだ。
「は…マジ、いいわ、コーヘイ君。……は、これからずっと、…好きなだけ…玩具にできるなんて、すっげぇ楽しみ」
嫌がる声が奴等を刺激する。
「……ん、はぁ、はぁ、いやぁ…先輩…んんっ……う、う…」
「まだまだ、はぁ…はぁ…、後にもいっぱい居るから…俺達を楽しませてよ」
それなら、お望み通りあざとくない程度に盛り上がらせましょ。
「…は…、ぁ…ん、ん、ん…あぁ……ぃやぁ……ぃやぁ……やめ…ぇ…」
首を振って、腕を押さえていた奴等に視線を飛ばす。
獲物を前にした獣が二匹、舌舐めずりをする。
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