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転校初日
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屋上に向かい浅香雪美が待ってた
「話って何?」
「あの、私佐倉くんの事好きです!
付き合って下さい」
そう言う事か…でも付き合えない
「ごめんね
浅香さんの気持ちは嬉しいけど
おれ気になる人いるから
付き合えない」
なるべく傷付けないように
断る
でもその好意は…
「なんで?
考えてたのは私の事じゃなかの?」
それ
自意識過剰だよ
こういう人なんか面倒だ
「違うよ
あんたの事は考えてない
だから諦めて?
浅香さん可愛いし
絶対おれよりみつかるって
用が済んだなら帰る…」
やばい教室に忘れものしてしまった
「じゃあ教室戻ってはなそ?」
ちょうどいいや
「話す事なんてないけど忘れもの
したしいいよ」
教室戻り
「なんで私じゃあ…ダメなの?」
もう
「言ったはずだよ
気になる人がいるから
付き合えないって」
ちょうど良いタイミング
誰かが入ってきた
内田くんだ
「ごめん携帯すぐ取って
すぐ帰るから」
「じゃ、じゃあまた明日
さくた、あさかさん」
と言ってさくた?
ああおれの事か
内田くんの顔が真っ赤だ
どうしてだろうか…
「そっか
私佐倉くんと付き合えないのか
諦めないから…」
そう言って帰って言った
なんか転校初日から大変だった
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