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告白?
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「お父さん、お母さん許して…」
夢だろか…
魘されてる、
「泣いてるのか?」
と話す訳でもなく呟く
「あ、えと…キミが…運んでくれたの?」
緊張してるか?
可愛いって可愛いってなんだよ!
男だぞ?
確かに見た目は…ってこれは…
確かに憧れがあった…それ以上の
感情を抱いてきたのか?
とりあえず
名乗ろう
「オレ、拓磨春馬
春馬でいいぜ?」
「河内剣よろしく」
やっぱりいつもテスト上位いる名前だ
無茶振りしてみるか
「剣か
確か学年1位か2位をキープしてる
奴だよな?」
「今度勉強見てくれないか
オレ、勉強苦手で
いつも補習なんだよな」
でも予想もしなかった事が…
「いいよ
その代わり友達になってよ」
「え、そんな事でいいのか?」
めちゃくちゃ嬉しい
「なにか不満?」
不満なんて事はない
「うん不満じゃなくて
嬉しくて」
だってきっとそれは『特別』な
感情…
「春馬友達多いよね」
唐突の呼び捨て
やばいこの気持ちは悟られないように
しないと…
「確かにそうだけど
お前は『特別』だからな」
キーンコーンカーンコーン
「放課後勉強教えるから僕の教室集合ね」
お誘いかな?
夢かな?と思ってしまうくらい嬉しい
ってかオレ遠回しに告白?してないか
河内がベットから出て
ふらっとしてた
「大丈夫か!?」
慌てて河内を支えた
「うんもう
大丈夫、ありがとう」
「無理するなよ?」
「大丈夫、ちゃんと
立てるから」
無理してそうな感じだった
本人が大丈夫と言い続ける
から
「失礼しました!」
「失礼しました」
ほぼ同時に保健室を、後にした
河内は見送ってくれた
「後でね」の一言で河内の教室に
戻ってしまう
後でねの破壊力やばい
あ、物理的にじゃないからな!
って何を考えてるんだオレは
戻らないと
「なあ、オレ好きなやつでした」
と涼介に言った
「おー告白したのか?」
「ちゃんとは告白してない」
涼介が納得して
「なるほどな
遠回しに告白したのか
自信の程は?」
「んー微妙ー
でも放課後勉強しようって誘われた」
「俺もデートなんだよなー今日」
相変わらずラブラブなようで
ちなみに涼介は同性と付き合ってる
ここは共学だが何でも話せる親友だ
「あ、後で詳細メルルで頼む」
「おけー」
あーメルルとは人気通話アプリだ
あー放課後が待ち遠しい
でも…
きになる事が
お父さんお母さん許してって言ってた
聞いちゃダメだよな…
もうすぐ授業だ
でも好きなのは変わらないからな…
絶対に
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