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健斗と学(学×健斗、本番無し) 5
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ビービービービー…
そんな音が聞こえて目を覚ました
ボーっとする、音の正体は昨日の夜セットしたスマホのアラームだった
あれ……なんで俺ベットの下にいるんだ…
しかも…なんか重い…
体を起こそうと腕に力を入れてもなかなか起き上がれなかった
何かに胸を圧迫されてるようなきがしてそっちに目をやる
…………
一気に目が覚めた
胸の上にはくてーっとなった健斗が涎をたらしながら幸せそうに眠ってた
お互い下半身裸のままで俺のジャージは昨日のアレのせいでべたべただった
カーッと顔が熱くなる
男の…しかも幼馴染相手に射精するなんて……
自己嫌悪になる…
「………っん…うぅん…」
「!?」
そんな時健斗が唸った
起きてはないらしい
とりあえずこいつをどうにかしないと…
さすがにこのまま健斗が起きたら気まず過ぎる
健斗を起こさないようにそーっとベットまで運んで軽く体を拭いてやってから下着とひよこパジャマを着せてやった
俺自身も軽くシャワーを浴びて服も着替えてベットに座る
朝ごはんの集合時間まで30分だった
そろそろ健斗を起こしてやらないといけない…
「………はぁ…」
深いため息が出た
どんな顔したらいいかわからない…
そうやって起こせずにいると突然ぴよぴよぴよぴよっと何かが大音量でなりだした
健斗のスマホだった
ドキッとして心臓に悪い…って言うかぴよぴよってなんだ…
すると健斗がんーっと声を上げながらもぞもぞ起きあがって余計ドキッとした
まだ心の準備ができてない
健斗は起き上がってふらふらと揺れながら目を擦ると俺を見た
しーんっと沈黙が走る
き、気まずい……
でもそんな風に思ってたら健斗は突然ふにゃりと笑った
「あーまなぶおはよう…」
「……お、おは、よう…?…」
「んー修学旅行あとちょっとだねぇ…」
そんな事を言いながらごそごそベットから這い出し自分のカバンから服を出して着替えはじめた
なんだか拍子抜けてしまう
あれ……?
「あ、あのさ…健斗…昨日の夜の事だけど………」
「昨日?昨日の夜?なんかあったっけ?」
「………え……」
健斗はきょとんとしてこっちを見てる
………覚えて…ない……?
「覚えてないのか…?」
「え?え?なんかあったっけ?」
健斗は相変わらず「?」をたくさん浮かべてた
………覚えてないんだ……
「……いや…なんでもない…」
「えーなにそれ!!教えてよ!!」
健斗は教えて~と騒いでるけど俺は心底ホッとした
覚えてないならそれが一番いい
安心しすぎて脱力してしまった
「も~教えてよ~!!」
「いいから…ほら、早くしないと朝飯間に合わないぞ」
「え!?ヤダ!!!」
「じゃあ早くしろよ…」
健斗は片足だけズボンに足を突っ込んだまま洗面台に走って行った
ホントに何にも覚えてないんだな…
ぼんやり昨日の事を思い出してしまって顔が熱くなった
俺も忘れてしまおう……
そんな体験をした中3の修学旅行だった
【健斗と学おわり】
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