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RoomX.銀まな(シングルルームパロディ、グロ・死ネタ注意)
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目が覚める
壁も床も天井も白い部屋
扉の前には透明なアクリルの容器と、小学生が持つようなお道具箱のような箱が置いてある色は、やはり白だ
杉田学(すぎたまなぶ)はゆっくり身を起こした
まだ醒めきらない頭が、鉛のように重い
見れば、服も簡素な白いTシャツとズボンに着替えさせられている。この部屋にある色と言えば自分の黒い天パな髪と肌の色だけだった
目をぱちぱちさせて体を起こす
すると部屋自分と対極の位置に見知ったピンク色の髪の誰かが横になってるのが見えた
知らない空間に一人だけだと思って不安になっていたのでほっとした
「……銀…銀起きて…」
「…んん…あれ…まな…おはよお…」
「そんな悠長な事言ってる場合じゃないって…」
「んー……もうちょっと……」
「あ、おい、こら!!」
「あいた!!」
いつもと同じように飄々とした雰囲気で俺を抱いて眠りに入ろうとする頬付銀(ほおつきぎん)を叩き起こして部屋を見回させた
「………ここどこ?」
「…俺が聞きたいよ……」
銀はよいしょっと立ち上がって部屋をぺたぺた歩き回って観察しだした
扉を触って、アクリルの容器も調べて最後に白い箱を調べた何となく銀の隣によって一緒に箱を覗いた
銀と一緒だったこともあってあまり恐怖は無かった
中には文具、工具、薬なかが入ってて特に変な物は無いような気がした
銀が何となく見つけた二つ折りのメモを開いた
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