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14:00~15:00(シングルルームパロディ、グロ・死ネタ注意)
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まなは機嫌を悪くしてオレと目を合わせてくれようとしなくなった
でも一人になるのは怖いのかオレの傍から離れようとはしない
かわええなぁ…
でもやっぱりそう思うと少し死ぬことに未練が湧いて嫌だった
ちらっとそこに薄黄色っぽい液体の溜まっている容器と14時10分を示す時計を確認した
オレの髪で1回転…オレとまなに尿で5回転…で2時間たったから…あと4時間……
思ってより少ないなぁ…
ボーっと思ったあともう一回その間に尿意が来てもせいぜいあと2時間増えるぐらいだった
これは結構速くどこか切らんとならんかなぁ…
自分の手を眺めた
自分では思ったことなんて無かったけど大きくて指が長くて白いきれいな手だとよく人に褒められた
まなも撫でてもらうのが好きだと言ってくれた
……指…やろか…
でも痛いの何回もあるのは嫌やしもう腕ごと落とすか…
腕一本と血合わせたら24時間ぐらいは過ごせそうやん?
………まぁその前に出血多量で死にそうやけど…
そんな事を考えると何となく辛かった
痛いのももちろん辛い、でもそれ以上にまなと今後一緒に入れなくなることを肯定してあっさり受け入れてる自分が嫌で辛かった
あーあ…もう考えるのやめよ…
そう思ったとこでまながオレによっかかって来た
機嫌治ったんやろか?
そっちに目をよこす
学はもじもじと自分の履いてるズボンの裾を弄ってた
やっぱりかわええ…
「まーなっ、ここ来や?」
「……っや、やだよ!!なんで……」
「えーだっていきなりよっかかってくるから甘えに来たのかと思ったんやけど?」
「っ!!そんなことない!!」
そう言ってまなは今度はすすっと離れて行った
ホントに申し訳程度やけど…
それはそれでかわええけど今あんまりじーっとそれを満喫する時間もないよなぁ…
そのまま俺自身が動いてまなを引き寄せ自らオレの膝の間に収めさせた
まなは目をぱちくりしてる
「あーすっぽり…」
「お、おい!!やめろって…」
「なんで?これ落ち着くんやもん」
「…ちょ…おい!!グリグリするな!!」
まなの髪に顔を埋めてぐりぐりと鼻をこすりつけてるとまなに小突かれた
こんなのも愛おしい…
もうオレだめやん、感傷に浸りすぎ…
「まーなっ?」
「………なんだよ…」
「好きやで…」
「……なんだよ…いきなり…」
「……まなは?」
「…………い、言わねえよ!!」
「ダメ、言って」
「は、はぁ!?なんで俺が……」
「…おねがい……」
「…………」
ぎゅーっとまなの首筋に顔を押し付けた
オレ演技っちゅうか…隠すの下手になったなぁ……
「まな?」
「………き……」
「ん?」
「……………す、き……」
「……ん…」
それだけで満足だった
まなの匂いを感じながらまなだけは絶対に無傷で外に出すと再度強く誓った…
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