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二人暮らし3
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いつもと変わらない道、いつもと同じ教室
やっぱりいつも通りの生活が続くことは本当に幸せだと思う
「おはようございます、表情が幸せそうですが、朝からお幸せですね」
2人で話している所に入ってきたのは叶奈だった
別に僕は葵羽といるから幸せなのではなくて朝からメロンパンが食べられたから幸せなんだ
そりゃあ葵羽がいなくなれば寂しいだろうけど別に居なくならないだろうし、やっぱりメロンパンがいい
「あ〜やっぱりわかる?皐月といると毎日幸せよ」
「は!?何を言って……」
葵羽の言葉に驚き、そして照れから顔が赤くなる
「おー朝からうぜー、爆ぜればいいのに」
「違うからね!?」
葵羽の言葉のせいで周りの人からの視線も痛いし何より目の前の叶奈の零れたのか零したのかよく分からない心の声が痛かった
やっぱり幸せなんていつまでも続きはしない
(なんてこと言ってくれたんだあー君……)
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