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じゃあ僕このままずっと女の人と話せないのかな・・・
ずっと雪那さんに心配かけちゃうの・・・?
「僕・・・っ変わりたぃっ・・・」
「焦らなくて大丈夫よ。変わりたいって思う気持ちがあれば変われるわ。だからゆっくり少しずつ進んでいきましょ?」
「・・・・はぃ・・・。」
「じゃあ最初はお母さんとのことを聞いてもいいかな?」
お母さんのこと・・・?
「お母さんとの楽しかった思い出はある?」
『お兄ちゃんの誕生日にお母さんがお兄ちゃんと同じアイスクリーム買ってくれました
お母さん、今日は特別って言って美味しいものたくさん食べさせてくれました。』
「そう、楽しかったのね。」
「じゃあお母さんが怖かったときはある?」
怖かったとき・・・・
『お母さん夜は男の人といつもいっしょにいました。でもときどきけいたい見て悲しい顔してお酒たくさん飲んだときぼくのことたたきました。わるい子だから。』
「なんで遥くんは悪い子なの?先生に教えてくれない?」
『お兄ちゃん、ぼくのこと守って死んじゃった。
ぼくのせいでお兄ちゃんが死んじゃった。』
「それは遥くんのせいじゃないよ?お兄さんは大好きな遥くんのことを助けたいって思ったんだよ。
お兄さんは助からなかったけど遥くんが無事でお兄さんはとっても喜んでると思うよ?
だから僕のせいって言ったらきっとお兄さんは悲しむと思うよ?」
お兄ちゃんが悲しむ・・・
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