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「あの・・・先生。」
「言いたいことはわかるよ。雪那君はわかりやすいからね。
ご飯はちょっとずつ食べられるようになってるよ。
僕の前ではちょっとずつ話せるようにもなったんだけどね。」
「俺って嫌われてるんですかね・・?」
「うーん、そうとは言い切れないよ。
はるか君は普通の子じゃないからね。
普通の子と同じように接しててもきっとダメだと思うよ。
雪那君なりにどうすればいいか考えてみな。」
「俺なりに・・・・。」
「そう。あの子を守ってあげるんでしょ?」
「はい。」
「落ち込むのはすべてやりきってダメだった時だけだよ。
まだ何もしてないでしょ?」
「そうですね。俺何か考えます。」
「頑張って。」
あの子はきっと変われる。
あの子は人を惹きつける何かがある気がする。
何でこう思うのかはわからないけど、あの子はきっと大丈夫。
だから雪那くん、頑張って。
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