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退院・・・。
大丈夫かな・・・。
ちゃんとご飯食べられるかな?
迷惑かけちゃったらどうしよう。
不安でいっぱい・・・・。
「遥。」
雪那さん・・・。
「退院だけど来週になったよ。部屋はちゃんと用意してあるから。
必要なものも買っておいたよ。」
「・・・・・・・・。」
「遥?どうかした?何かあった?」
「あ・・・あの・・・・退院・・・・。」
「退院不安?もし不安で嫌ならやめてもいいよ。
でもね、俺は退院すごくうれしいし、必ず支える。
不安は取り除いてあげたい。
まぁ遥が言ってくれないと正直何が不安なのかわからないけどね。
うまく言えなくてもゆっくりでも言って?
ちゃんと聞くから。
こうやって毎日来るのも支えたいって思うのも俺がそう思ってるから。
誰かにやれって言われてやってるわけじゃない。
俺が遥のそばにいたいから。
俺が遥の支えになりたいから。
いつか遥の笑顔が見たいから。
そのためなら俺はなんだってするよ。」
不思議・・・。
退院すること不安だったのに。
雪那さんには言ってないのに・・・。
僕のことわかってるみたい。
雪那さんの言葉安心する。
まっすぐ僕の目を見て話してくれる。
「・・・・ゆ・・・。」
「ん?」
「雪那さん・・・・ありがとう。」
「・・・っ!どういたしまして。」
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