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雪那side
「忍、今日は遥の部屋でご飯食べるから運んでくれ。」
「はい。わかりました。」
「あっシェフってキッチンにいる?」
「いらっしゃいますよ。」
「あっシェフ、今日の夕飯なんですけどあんまり負担のかからないもので俺も同じものにしてもらえますか?」
「うん、もちろん。」
「あと量はいつもの量の半分にしてもらえますか?
俺は普通の量で大丈夫なので。
それとなるべく体を冷やさないものにしてもらえると助かります。」
「じゃあリゾットとかどうかな?あとスープで。」
「リゾットいいですね。味はなんでも大丈夫なんですけどちょっと薄めにしてもらえると助かります。」
「うん、わかった。遥さんは何か好き嫌いとかあるのかな?」
「それがちょっとわからないんです・・・・。」
「そっか、わかった。じゃあできたら運んでもらうね。」
「ありがとうございます。」
ご飯食べられるかどうかが一番の不安要素だな・・・。
シェフが作るものはすごくおいしいけど結構緊張してたみたいだし環境も違うし・・・。
でもまたこうして遥が来てくれたのはうれしいな・・・・。
前の時はほとんど寝てたし話すこともできなかったから。
少しでも話してくれてるのがすごくうれしい。
普通の子よりはもちろんゆっくりだけどそれでも話せるようになったから。
久しぶりに楽しい春休みだな・・・。
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