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ふわふわ
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煌貴は誠也の後ろに隠れている大和をチラッと見る。
そして照れたように頬を真っ赤に染める。
そんな煌貴の表情に、誠也は無意識に眉を寄せた。
「………。あ、あ、あっ、あのっっっ、!!……と、とっ、突然で失礼を承知で聞くんですが、そちらの方は久保大和くんですよねっ…!?」
「…え?」
急に名前を呼ばれて、驚いて大和は顔を上げる。
大和が見上げた先には、高身長で整った輪郭の男の人。
茶色のふわふわの猫っ毛がとても印象的だ。
大和が顔を上げて目があった瞬間、とても嬉しそうに優しく笑った口元から白い歯が覗いた。
大和は眉を思い切り寄せる。
何となく背の高い人が苦手だから…。
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