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星宮
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「はいっ、もちろんですっ!!あの時は加生煌貴だったんですけど、今は星宮煌貴になってキラキラネーム感満載です」
煌貴は笑顔を浮かべたまま、軽く眉を寄せながら自虐する。
「…え…?…星宮、ってもしかして…、」
「俺の母は、星宮ボーディングの社長と再婚したんです。だからここは社員の方々が住むマンションなのに、俺が大学生になるから一人暮らしがしたい、って言ったら、ここのマンションが安心だからって住めって。本当に過保護なんですよ」
煌貴はクスクスと笑う。
「じゃあ、将来は俺の上司になって社長になるんだ?」
ここのマンションは星宮の社会が社員寮として使っている。
誠也ももちろん星宮の会社の一社員だ。
「いえいえ、とんでもないですっ!!」
煌貴は首を振る。
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