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これから大変だ
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「だから親代わりとして、大和との関係をそんな簡単に許さないからね、煌貴くん!」
「ええっっ!?」
煌貴は大声を出すが、ちょうど式が終わり新入生が退場するところで、拍手で煌貴の声はかき消された。
誠也にはバレていないと思っていた。
いや、誠也だけには大和を想う気持ちがバレてはいけないと思っていたのに。
どうやら、誠也にはお見通しだったらしい。
「これから大変だ…」
煌貴の独り言に、誠也はクスクスと笑うだけだった。
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