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本音
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「誠也さんのことは気にしないでいいんだよ。誠也さんが早く大和に会いたいんだから」
誠也の本音。
血の繋がりはないけど、本当に大和のことが可愛くて仕方ない。
人に興味を示さない誠也が初めて愛したのが大和で、仕事が終われば大和に会いたくて仕方ない。
「僕も誠也さんに早く会いたい」
誠也は小さく頷くと、大和が声を掛ける。
「誠也さん、一緒にお風呂入ろう」
「ああ」
関西にいる時は大和は一人でお風呂に入っていた。
でも関東に行くと行ってから、大和は急に甘えん坊になった。
関西にいる時も、寝る時も一緒に寝ていたが抱き着いてはこなかった。
だけど今は誠也に抱き着かないと、大和は寝れないみたいだ。
(明日、何もないといいけど…)
誠也はどこか一抹の不安を抱いていた。
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