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「じゃあな!大和!」
スーパーに着いても、嶺と煌貴は大和と手を繋いだままだった。
スーパーでかご持ちをしていたのは昴だった。
煌貴がかごを持とうとしたが、私の出番はこれぐらいしかありませんから、と言って昴はかご持ちを譲らなかった。
そして大和が住むマンションの入り口で、嶺は大和と繋いでいた手を離した。
「嶺、ありがとう。楽しんできて」
「ありがとう、楽しんでくるわ。また俺にも餃子の作り方教えてな!」
「うん、うん。僕、嶺に教える!」
「じゃあな!また明日な!」
嶺に手を振って、大和は煌貴と手を繋いだままマンションの中に入っていく。
「嶺」
嶺は昴を無視して歩き出す。
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