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新たな味方1
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天津美雨
お兄ちゃん大好き!
でもお兄ちゃんは恋人がいます
同性の
私は嬉しい
だって幸せそうだから
思い切って今度うちの両親にも
言うらしい
大丈夫かな…
心配から同行させてもらいます!
「ルイお兄ちゃん
私も一緒にいさせてほしい」
「優しいな美雨」
いやいやもともと優しいのに
ルイお兄ちゃんだからね
「言ったでしょ?
私は味方だって…」
私はルイお兄ちゃんの手をぎゅっと握った
という訳で藍斗さんも合流した訳で
両親を待つばかりです
「ただいま」
「ただいま」
両親2人が帰ってきた
リビングに
「おかえりなさい」
「おかえり」
「おかえり…なさい…
」
「あら…藍斗くんがいるわ
ゆっくりしていきなさいな」
お母さんが
微笑み
「あの…母さん父さん聞いてほしい
僕…藍斗と付き合ってるんだ…
ごめんな…」
しばらく間があり
「なんで謝んのよ
別にいいじゃないねえあなた」
予想もしない答えだった
「まぁ、他の男だったらな
でも藍斗くんにならルイを任せられるしな」
さすがのルイお兄ちゃんも
「あ、ありがとう…」
我慢してたのかルイお兄ちゃんは
泣いてた
「もう男の子でしょ?
恋人の前でかっこ悪い姿…
でもいいわ
藍斗くんこれからもルイの事
よろしくね」
お母さんが藍斗さんに
微笑みなげかけ
「こちらこそ
しょうちしてくれて
ありがとう
ぼくもうれしい」
「まぁ、私も付き合ってるじゃないんかと
思ってたんだ」
お父さんが機嫌良さそうに言って
「あら、私もよ
いい?これからは私達も味方だから
確かに世間的にはどうなの?って思われるかも
しれないけど美雨に何冊か借りたの」
だからあの時貸してと言ったんだね
「え…?
あの…ありがとう…」
「だいじょうぶ
よくいえた
えらいえらい」
藍斗さんがお兄ちゃんを撫でた
癒しだ
「私も腐女子の仲間入りかしら?」
そうかもね
ありがとうお父さんお母さん
お兄ちゃんを受け入れてくれて
お父さんとお母さんも味方になった
とても嬉しい
「お父さんお母さんありがとう」
「今日はお母さんがご飯作るから
藍斗くんもゆっくりしていきなさいな」
久しぶりのお母さんの料理は肉じゃがだった
美味しいかった
久しぶりに藍斗さん含め家族でご飯を食べた
暖かい…
優しい味がした
これかもお兄ちゃんと藍斗さんの事を
見守っていこうと思う
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